書道筆編 総合画材問屋が教える書道筆の選び方!

いつものように画材屋さんや画材・文具兼業店さんで筆の整理などをしているとお客様から多々受ける質問に

「書道・習字筆どこですか?」

と聞かれます。

そういえば最近小学校前の文具屋さん減ったな~と思いつつも書道・習字筆も色々種類があるので皆様迷っているのでは?

お任せください!

書道・習字筆編はかなりの画像数がありますので

①細筆編

②中筆・太筆編

③創作筆編

と分けて画像盛りだくさんでご案内しようかと思います。また、説明を要約しているため
分かりやすいサイトと動画等も含めてサイト構成していきますのでご参考にしてください。

1.書道・習字の違い

①習字とは、
その名の通り「字を習う」という事です。お手本がありその字をきれいに真似る事で基礎力をつけ反復練習をします。

②書道とは、
「美しく書く」事に加え、自分の個性をどれだけ字に込めて表現できるかという芸術の一種です。

分かりやすいサイト記事があるのでご参考にしてみてください。

https://naohilog.com/chat/the-difference-of-calligraphy-and-penmanship/

参考資料:Edtech & Inno

2.良い書道筆の見分け方(書道筆の四徳)

良く言われる書道筆の選び方に、

「尖・斉・円・健」の四徳が備わっているモノが良いと言われます。

尖(せん)→穂先の部分がとがっていること。
    

斉(せい)→穂先全体がきめ細かく整っていることと、
  

円(えん)→穂全体がきちっとした円錐形になっていること。
   

健(けん)→穂先の腰の弾力がほどよく、筆運びがスムーズであること。

そして、上記を前提に、 どんな文字を書くかによって

①穂の材質(羊毛・鼬毛・猫毛・馬毛・狸毛・豚毛・鹿毛)

②筆の大小(太筆・中筆・細筆)

③穂の長短(長峰・短峰)

④穂先の形

それらを踏まえたうえで、お客様の好みで

⑤筆軸の長さ・筆軸の形状(普通軸・ダルマ軸)

以上、このような流れで選んでいきます。

3.軸の長さについて

一般的に書道はうまくなればなるほど「腕で書く」と言いわれておりそれに対して、

初心者は「手首で書く」と言われております。

書道は書く場所の余白もイメージしながら全体を見わたすことが良いとされております。

それを満たす筆は軸が長い筆となっています。

しかし、初心者には短めの方が扱いやすくなっているので、

自分にあった軸を選ぶことが大切です。

4.軸の形状

筆の形状には、①普通軸と②ダルマ軸があります。

①普通軸→穂の根元の直径(穂径)と持ち手部分の軸の太さがほぼ同じになっています。

軸と穂の太さが同じこともあり書く線の太さをそのまま感じることができます。

また、筆の重さは同じ穂の太さであればダルマよりも普通軸のほうが軽くなっています。

②ダルマ軸→穂の太さに対して持ち手部分の軸が細くできています。

軸に対して、穂が大きいので墨の含みもよく大きな字が書きやすくなっています。

また、小さな手にも持ちやすいので学童用筆にも用いられています。

水牛の角や象牙などを使用した高級な物もあります。

https://www.artbrush-hiroshima.com/choicebrush/

参考資料:広島筆産業㈱

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

書道・習字筆もかなり種類が多く皆様悩んでいたのでは?

書道でよく言われる言葉に「弘筆は筆を選ばず」という言葉があります。

あまりに有名な言葉ですが本当は

昔から書の達人といわれた人ほど、実際は筆の選択に心を配ったものなのです。

よい筆を選ぶことは書の第一歩と言えるでしょう。

このサイト記事は「筆選び」について要約しております。これから具体的な

画像を使いながら皆様の指標になれるよう頑張りますので宜しくお願い致します。

最後に筆の洗い方のわかりやすい動画がありましたのでご参考にしてみてくださいね!

参考動画:書道・美文字チャンネル

 

 

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